入社式挨拶

入社式による挨拶は会社側の社長ならびに代表者から、新しく入社された社員に激励と祝福を含んだあいさつとや祝辞、また入社された方々からの決意表明を含めた、挨拶が考えられます、そこで今回は入社式での社長の挨拶例と、真新しいスーツをまとった新入社員の代表での答辞の誓いの言葉及び、スピーチ例を紹介したい、また式次第にのっとった入社式の一般的なスタイルも紹介したいと考えます。
とはいえ、この入社式が持つ意味は社会人としての実感が少ない若者に、ビジネスのおける責任論や厳しい現実の仕事に対する精神論をことさら表現しても、すぐに効果があるとは思えない、入社式での挨拶の場合は、新入社員の世代が共通で持っている体験談などをスピーチに取り組むことにより、今何ができるか、将来はどうなるかということを若者に解りやすい言葉で表現することです、たまに難しい漢語などを得意にしてその意味をまことしやかに解説する社長のスピーチなどを伺うことがありますが、これはあまり褒められた挨拶とはいえないでしょう。
昨今の若者は少しスタイルが変わってきていますから、そこそこの時代感覚は磨いておく必用があるようです(^_^)v

入社式挨拶例(新入社員への社長からのあいさつ)

「みなさん、わが○○電子株式会社に入社、おめでとうございます、希望と若さ溢れる二十名の皆さんを前にして、このような挨拶ができることは、当社においてはすばらしいことと思っております、皆様が誕生された平成初年度前後は、空前のバブルの最盛期でしたが、ご存じの通りすぐに崩壊をきたし、企業の雇用面や経営に甚大な影響を受けた時代でもありました、確かにあの時代は就職活動においても氷河期とまで言われ辛い思いをした先輩も多数おりました、しかし当社はそのバブルの時代に負けることなく発展を続けることができ今日を迎えることが出来ました、ますます将来の向け、発展をと考えておりますが、それにはやはり皆さんの若い力が必用になります、そしていつにましても人と人との交流を大切にしてください、厳しい社会がまっているかもしれませんが、人と人のスムーズな交流さえあれば、その厳しさを乗り越えていくことができます、人と人会社での同僚、先輩型とのつながりを大切にしてください、きっとあなたの将来がそこから見えてきますから。必ずや皆様が社の将来を担う人材になることを、期待して、私の祝辞とします。」

入社式 誓い言葉 決意表明

「新入社員を代表して、一言御礼申しあげます、本日は私どものため、このような盛大な入社式を開いていただいたことに感謝いたします、思えば、この会社へ入社までの苦労が思い出されますが、過ぎてしまえば楽しいこともあったような気がします、また今回○○社長、ならびに○○業務部長から心温まる祝辞を頂戴し、新入社員一同感謝と感激に胸躍らせております、しかし未だ、社会人として第一歩を踏み出したばかりですので、不安と期待が交差しておりますが、本日の賜りました、お言葉を胸に刻み、これから始まる社会人としての日々の励みとさせていただきます。至らない私たちですが、一刻も早く会社のお役に立てるよう、精進努力を重ねる覚悟でおります、皆様にはご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申しあげます。」
上記のごとく、半人前であることを率直にのべ、理解を求め、心から指導を願うスタイルですね、組立としては、入社式のお礼→代表者からの挨拶に対するお礼→今の心境→今後の決意・・といった流れにしてくださいね。

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